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no.001 ★★★全日本トライアスロン皆生大会完走記  2001.7.29 by Jinno
 
 ジリリリ…大会当日午前2時、何故か娘の目覚まし時計が鳴り出し、起きてしまう。午前3時まで頑張って寝ようとしたが、寝られない。仕方なく起床、準備に入る。水分補給をし、各パートのチェック、身体へはディクトンを塗り込む、今日は暑いはず、一日水をかぶるのだから皮膚の保護のためだ。午前4時バイクの準備に入る、ボトル、各装備のチェック、空気圧、変速…。もうやることがないくらい完璧な準備。食事まで少しイメージトレーニング、何せ2年ぶりの大会、忘れていることはないか入念に考えてみる。ようやく午前5時、ホテル『白扇』はとても豪華、もちろん朝食もすごく豪華、こんなに食べれんと思いながらも、起床してから3時間お腹がすいていたのか完食。しっかりと用を足し、会場へ向かう。全てをセットし、スイムスタートに向かい出すと急に緊張してきた。実は、2周間前から体調不良で思わしくない。手足のむくみと、痛みで力が入らない。木曜、金曜と点滴を打ち皆生入りしたものの、自信はないのだ。何とか今日一日もってくれと願いスタート会場へ…。
 
スイムスタート5分前、チームのSSさんと右端っこに。ガナスの旗も見えるが、そこへ向かう余裕がない、緊張がほぐれない!号砲とともにスタート、少し高い波打ち際を乗り越え、泳ぎ出す。水温も高め、何とか完泳すればいいかとマイペースで行くも、どうやら一番バトルの多いところにいるようだ。やたらぶつかってくるので泳ぎにくい、仕方なくいつもよりコースロープから離れて泳ぐ。折り返しても状況が変わらないし、抜け出すほど力を入れて泳げない。ようやくゴールに着いたとき何と横にYSさんが…。まだスイムパートでYSさんに負けたことはない。これはいかんと必死で走る。この後はYSさんの背中を見ることはないのだが、これだけは譲れない低レベルな戦いなのだ。
 バイクにはいると何故か嬉しい、皆生のコースはきついが、ここを走れる事が嬉しいのだ。頑張っているのだが、ほとんど抜くことはなく進む。TTさんが追いついてきたが、追走は出来なかった。上りにはいると、抜かれることはなくなったが、抜くこともない。10時を回るとにわかに暑さを感じるようになってきた。水をかぶる、かぶる。
 補給に気を付けながら、午後2時目標のバイクゴールへと進む。700名の参加者がいながら、100qを過ぎるとほとんど前後に選手がいない、淋しい。さらに暑さで食欲が無くなってきた。いつもならランに向け後半はしっかり食べるのだが、今日は補給が少ない。何とかバナナなどを食べ、持っていたナッツバーを少しずつかじった。残り10qで土手に上がるとゴール付近が見える。帰ってきた、これで終わりではないが嬉しくてたまらない。家族がバイクゴールを待っていてくれた。 

 気温37℃、暑すぎる。しっかり日焼け止めを塗ってランスタートするも、最初のエイドまでの暑かったこと、これではもたんぞ。とにかく水をかぶる。冷たくしてくれているので生き返る。バイクで食べてないので補給にも気をつけ次のエイドを目標に進む。みんなとすれ違うことも楽しみだ。TAさん、ETさん、TN君、YSさんとすれ違う、でもなんかおかしい。YSさんとすれ違った場所がいつもと違う。自分も遅いがYSさんもバテているんだ。RNさんはとても軽快だ。TTさんが来た。ちょっとしんどそうだ。23qの折り返しに着いた。ここまでくれば何とかなる。ここでしっかり補給して残り19qを頑張ろう。すぐにYTさんとすれ違う。SOちゃんとSSさんともすれ違う。RYさんがいない。そうか今年も抜かれていたのか…。後半は同じようなペースの人が2人いて、暗黙のうちに一緒に走る。エイドで私が先にスタートすると、慌てて着いてくるし、何故か自然に先頭交代をして、残り9qまで来れた。すると前方にRYさんとよく似た人が、よーし頑張って追いつこう。ところがなかなか差が詰まらない、残り5qでようやく追いついた。ところが全然違う人…。まあ頑張って走れたからいいか。最後の5qもペースが落ちることなくゴールイン。
 順位はともかく、目標の12時間を何とか切ることが出来た。自分としては満足できるレースだった。たくさんの仲間と参加できたことでとても勇気づけられたし、MKさん、CKちゃんそして家族の応援のおかげで久々のレースを無事終了できました。本当にありがとうございました。